このエントリは、ベートーヴェンの交響曲第2番(カラヤン指揮)を聞きながら書いています。理由は後述しますが、皆さんにも YouTube のビデオをどうぞ: さて、本題。権利者団体による「Culture First」発表、予想通り波紋を広げているようですね: ■ はてなブックマーク - 「iPod課金」は「文化を守るため」――権利者団体が「Culture First」発表 - ITmedia News 僕の感想は昨日書いた通り、権利者団体は議論に勝つつもりではなく、勝負に勝つつもりでいるのだと思います。恐らくPRコンサルタントなどを雇い、周到にプロモーション戦略を練ったのでしょう。その結果出てきたのが「文化を守れ」というキャッチフレーズで、これは議論に関心のない人々にとっては効果絶大だと思います。「権利者団体はバカだ、あんな破綻した議論をして」と鼻で笑っていると、「文化」という言葉が一種の「