トヨタは2014年8月6日、商用バンの「プロボックス」と「サクシード」をマイナーチェンジして発売した。内容的には、パワートレインやプラットフォーム前半を刷新するなど、いわゆるビッグマイナーチェンジになっている。中部地区での発表会が行われた中部経済産業局(名古屋市中区三の丸)からリポート。 CVTを採用し、2015年燃費規制に対応 プロボックス / サクシードは、カローラバン / カルディナバンの後継として2002年7月にデビュー。「ビジネスカーの革新」を謳うなど、商用バン専用にボディやプラットフォームを設計した画期的なモデルだった。以来12年間、目立ったマイナーチェンジもなく、商用バン市場の63%を占めており(2014年上半期、トヨタ調べ)、今やライバルは日産AD / ADエキスパート(OEM車としてマツダ ファミリアバン、三菱ランサーカーゴ)くらいしかない。 今回、12年ぶりにモデルチェ