東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)/東海旅客鉄道(以下、JR東海)/西日本旅客鉄道(以下、JR西日本)は、2008年3月29日の始発列車より「エクスプレス予約」のチケットレスサービスと「IC相互利用サービス」を開始する。 エクスプレス予約とは、JR東海とJR西日本が共同で提供している会員制のネット予約サービス。これまで、会員はあらかじめ携帯電話やパソコンで乗車したい新幹線を予約し、乗車前に受け取る紙のチケットで新幹線改札口を通過していたが、3月29日以降は「EX-ICカード」を新幹線改札機にタッチして利用する。なお、東海道/山陽新幹線全区間(東京-博多間)での利用は、2009年夏に開始する予定だ。 IC相互利用サービスは、JR東日本のSuica/JR東海のTOICA/JR西日本のICOCAのいずれか1枚で、それぞれのICエリア内の各駅を発着駅とする在来線に乗車できるというもの。ただし、各エ
3月18日から始まった首都圏交通機関の電子マネー・サービス「PASMO」には、京王電鉄や東京急行電鉄、東京都交通局などバスの事業者も参加している(写真1)。PASMOに加盟するバス会社が保有するバスは1万4000台に上るが、当初はすべての車両が対応するわけではない。 サービス開始時点でPASMOに対応したバスは約4500台と、全体の30%程度にとどまっている。今後5年くらいかけて全車両に機器を搭載していく予定だが、各社の導入ペースは一様ではないようだ。 その理由の一つに、バスをPASMOに対応させるためのコスト負担がある。イベント会場の説明員によると、既存のバスをPASMOに対応させるには「リーダ/ライタ」「利用額やカード残高を表示するディスプレイ」「乗務員用の操作パネル」「利用データなどを保持する制御コントローラ」の4点セットが必要になる(写真2)。この合計額は1台当たり70万~80万円
首都圏の私鉄や地下鉄、バスの50事業体とJR東日本は3月18日、電子マネー・サービス「PASMO」の開始、とJR東日本の「Suica」との相互乗り入れを記念したセレモニー・イベントを開催した(写真1)。 同イベントでJR東日本の清野智代表取締役社長は「後年振り返ったときに、交通事業者にとって意義深い日が必ず来ると信じている」と語った。このほかPASMO側を代表して、京成電鉄の大塚弘代表取締役会長と、神奈川中央交通の齋藤寛代表取締役会長がそれぞれ挨拶、さらに来賓として参加した国土交通省の大藪譲治関東運輸局長が祝辞を添えた。 その後、京王線の自動改札機では「渡り初め」が行われた(写真2)。ここでは大藪局長だけが改札を通り抜けられなくなり、やり直しするというハプニングがあったものの、会場となった新宿駅の各私鉄やJR東日本の改札、対応するバス車両を見る限りでは大きなトラブルや混乱は見られなかったよ
ローソンは、おサイフケータイなどで利用できる各種電子決済について、2007年3月に全店で利用できるようにする。 同社では3月に、NTTドコモからの出資を受け入れ、iDを導入する意向を明らかにしていた。今回の発表では、新たにNEC製のリーダーライターを導入することが明らかにされた。1台で複数の電子決済に対応できるマルチ端末となっており、11月下旬から設置を開始し、12月初旬にもiD対応サービスが開始される。 2007年3月末までには全店にリーダーライターが設置され、EdyやSuicaなど主要な電子決済が同月中に利用できるようになる。 ■ URL ニュースリリース http://www.lawson.co.jp/company/news/1089.html ■ 関連記事 ・ ドコモがローソンに90億円出資、ローソンで「iD」利用可能に (関口 聖) 2006/09/01 18:57
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