「今日は頭が痛いと思ったら、やっぱり低気圧が近づいているみたい」など、体調不良で天気をピタリと当ててしまう人は、皆さんの周辺にもいませんか? このような天気によって引き起こされる体調不良は「気象病」と呼ばれ、決して「気のせい」ではありません。なぜ、天気が体調にも影響するのでしょうか。 「雨の日は頭が痛くなる」「台風が近づくとぜんそくの発作が出る」「梅雨時に古傷がしくしく痛む」――。天気が原因で起きる体調不良は、医療現場では昔から「気象病」と呼ばれていました。長年気象病について研究を行い、日本で初めて「天気痛外来」を開設した、愛知医科大学の佐藤純教授は、こうした症状を「天気痛」と呼びます。 気象病として最も多くの人が挙げる症状が頭痛。ほかにも、首の痛み、めまい、耳鳴り、気管支ぜんそく、関節痛、神経痛、古傷の痛み、鬱(うつ)や不安症なども気象病の症状のひとつです。佐藤先生によると現在、気象病で
「私はコメを勧めています。理由のひとつは、日本人の腸内環境は日本人の食生活と深く関わっているからです。日本人が海苔を消化し栄養にできるのも、長い歴史のなかで食べものに応じて腸が育ってきたから。コメのほうが日本人の体に馴染んでいるのは確かでしょう。またコメはおやつには食べませんが、パン食の習慣がある人はおやつにパイや菓子パンなどを食べがちなので、総じてカロリーが高くなる傾向にあります」(秋津医院院長の秋津先生) 好きなときにいつでも食べられる現代。大切なのはきちんと空腹の時間をつくることで、消化器官を休ませるとともに、蓄えた脂肪を燃えやすくすることだ。腹回りが気になりだした人は、夕食の炭水化物を思い切って控えめにしよう。 《甘党 × 辛党》 糖分もアルコールも摂りすぎがよくないのは言うまでもない。でも、ボケる危険があるのは甘党だと秋津先生は指摘する。 「最近、認知症は第3の糖尿病と言われ始め
医学や健康の常識は、どんどん変わっている。昨日まで正しいと思われていたことが、いつの間にか誤りとなっていることも少なくない。古い知識のままで、間違った習慣を続けていると、かえって健康を損なわないとも限らない。 そこで、最新の研究成果や知見に基づき、医学と健康の新常識を98項目集めてみた。9回目の最終回は「歯の新常識」。歯は芸能人の命であるだけでなく、これを失うと大きく健康を損なうことも分かってきた。歯を大切にして健康寿命を延ばすにはどうすればいいのか。ぜひ噛みしめて読んでみてほしい。 「食後30分以内に歯を磨け」と言われてきたが…… 昔から、学校や家庭では「食べたらすぐ歯を磨け」と教えられてきた。しかし、『歯はみがいてはいけない』の著者で、竹屋町森歯科クリニック院長の森昭歯科医師によると、食後すぐに歯を磨くことが、必ずしもいいとは言えないという。 「食後すぐ食べカスを取るのはいいのですが、
湿布、人にあげるのは厳禁 薬の飲み合わせで「避妊」失敗も 「目薬」使っていることを黙っていて入院 SNSで湿布薬として知られる「ケトプロフェンテープ」による色素沈着のトラブルが話題になりました。他にも、目薬を使っていたことを黙っていて入院する羽目になった人。ピルの効果を弱める意外な薬。うつ病の治療で男性から出た“おっぱい”。意外と知らない薬のトラブルや副作用について紹介します。(薬剤師ライター・高垣育) 湿布、人にあげるのは厳禁 話を聞いたのは、つるさん薬局管理薬剤師の鶴原伸尚さんです。 ケトプロフェンテープと同じく、痛み止めの湿布によるトラブルはほかにもあると鶴原さんは言います。 「自分がもらってきて、とっておいた湿布を家族にあげたことや、おじいちゃんやおばあちゃんがもらってきた湿布を譲ってもらって使ったことはありませんか。ぜんそくの方が解熱鎮痛薬を使うと“アスピリンぜんそく”といって、
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