旭川で中学2年の女子生徒が凍死し、背景にいじめがあった疑いがある問題で、旭川市教育委員会が、30日午後4時半から会見を開きました。会見で、第三者委員会は、現時点で、関係する教職員や生徒への聴き取り調査に、まだ着手していないことがわかりました。 この問題は、今年3月、旭川の公園で中学2年だった廣瀬爽彩(ひろせ・さあや)さんが凍死しているのが見つかったものです。 廣瀬さんの遺族は、旭川市教育委員会の調査について「情報が極端に少ない」と訴え、文部科学省と道教委は、幹部を旭川市に派遣。適切な対応を求めていました。 会見で、旭川市教委は5月以降、第三者委員会を6回開催したことや、その出席人数、議題を配布資料として公表しましたが、その大部分はホームページですでに公表されたものと同じ内容にとどまっています。 また、会見では、第三者委員会による関係する中学校の教職員や生徒への聴き取り調査も、まだ行われてい