大分県 豊後高田市の黒土(くろつち)という地区に、岩仲寺があります。お寺の南東部に、複数の石塔とともに、庚申塔が2基まつられています。 場所:大分県豊後高田市黒土 座標値:33.595970,131.556519 ◆◆◆◆◆ 向かって右側の庚申塔からご紹介します。 一面六臂の青面金剛が主尊です。青面金剛の足元を写した写真を、コントラスト強め白黒に変換して下に示します。二鶏、三猿、四夜叉が刻まれているようにみえます。 庚申塔にむかって右側面をみると、建立年が刻まれているようです。ほとんどの文字がみえませんが、かろうじて「正」「未」「天」という文字がみえます。江戸期の元号で頭に「正」の文字、そして干支に「未」がある年は正徳五年です。この年は西暦1715年で、干支は乙未(きのとひつじ)です。 参照:https://www.inoh-ken.org/nengo/nengo-yedo.html 向か