◆ 月蝕(がっしょく) ◆ 文化9年(1812年)7月16日の夜に観測された月食は、鏡に匣(はこ)の蓋を覆うように、東から欠け始め、皆既月食になると、紫色に見えた。私の甥の万年(まんねん)が注意しながら観察していたところ、月の中にひとすじの黒い気流が起こり次第に暗くなった。月食がもとに復する時また黒い気流が見えたが、これはそのまま剥(お)ちた。その黒い気流は月の中だけで外には見えなかったという。 乙亥(きのとのい 1815年)11月の皆既月食の時は、西南より欠け始めて、初めは盆の中に墨汁をこぼしたようにくらくなってきて何にも見分けがつかなくなり、月の周りの星だけは爛々と輝いて見えた。 丙午(ひのえうま:1785年)元日の皆既日食は、太陽の色が茶色に見えて夕暮れのようで、雀などはねぐらに帰った。 寛保2年(1742年)壬戌(みずのえいぬ)5月の日食は、昼間が暗闇になって星座は光輝やき、さなが
・「電子展示『捃拾帖』[くんしゅうじょう]」 https://kunshujo.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/ の公開を祝して、2018-10-04以降のツイートを追加しました。(2019年1月19日) ・2018年10月9日のライブラリープラザ トークセッション (https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/general/event/20180919 )の開催を記念して、2018-10-04までのツイートをまとめてみました。 だいたい、モリナガ・ヨウさんの御著書に関するツイート→デジタル公開関係→佐藤賢一先生ほかの方々のピックアップ という流れになっています。 もしお気づきの点等ありましたらお知らせください。
100 Life Scenes in Classical Painting 古典画像にみる生活百景 (2020.11) 日本の古典文献の中には、絵巻をはじめ、膨大な数の画像資料がある。記録メディアが極めて制限された遠い昔の時代からの情報を豊かな形で伝えてくれている。ここに、古典画像に描かれた生き生きとした生活の光景を選び、簡単な コメントを添えた。取り上げた画像は、すべてインターネットで高精細デジタル公開しているものである。対象画面にはスケッチタッチを施し、デジタル公開へのリンクを添えた。 Classical Japanese documents include a large number of visual materials such as picture scrolls. These treasured materials are abundant with rich inform
岐阜女大が専門研究所 資料のデジタル管理、有効活用へ 2015年02月12日09:10 デジタルアーカイブ研究所の開所式であいさつする後藤忠彦学長=岐阜市明徳町、岐阜女子大文化情報研究センター 岐阜女子大(岐阜市)は11日、同市明徳町の同大文化情報研究センター内に「デジタルアーカイブ研究所」を開設した。デジタルアーカイブに特化した研究所は全国初といい、専門知識・技能を持つ人材の育成や、企業との連携を強化する。 ◆観光や教育への応用図る デジタルアーカイブは図書館や博物館、文書館の収蔵資料、企業が持つ設計図、映像などの文化・産業資源を電子データで保存・活用するシステム。同大は、専門知識や技能を持つ人材「デジタルアーキビスト」を認定するNPO法人を設立、全国に人材を輩出してきた。 研究所には同大文化創造学部の教員8人(うち専任5人)が所属。資料の収集や保管、多メディアでの提示法などの基礎研究、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く