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digitalとliteratureに関するconsigliereのブックマーク (33)

  • 『古今著聞集』の電子テキストを公開しました : やた管ブログ

    『古今著聞集』の電子テキストを公開しました。いつもどおり、翻刻部分はパブリックドメインで、校訂文部分はクリエイティブ・コモンズライセンス 表示 - 継承(CC BY-SA 4.0)で公開します。 宮内庁書陵部『古今著聞集』 トップページに2015年1月10日入力開始となっていますが、漢文があったり宣命書きがあったりで面倒くさくなり、すぐに挫折してほっぽってあったのを再開したのが去年の1月19日です(『古今著聞集』リスタートしました:2020年01月19日参照)。『『今昔物語集』に次ぐ大きな説話集ですから二年はかかると予想していましたが、コロナによる長い休みのおかげで一年ちょいで終わることができました。 今回は誤写と判読に悩まされました。底の宮内庁書陵部は日古典文学大系(岩波書店)の底でもあるのですが、とても誤写が多く、その上文字の判読が難しいものが多かったのです。判読の難しさに

    『古今著聞集』の電子テキストを公開しました : やた管ブログ
  • 『沙石集』の電子テキストを公開しました : やた管ブログ

    『沙石集』の電子テキストを公開しました。 元和二年刊古活字『沙石集』:やたナビTEXT 底は、元和二年刊古活字(京都大学蔵)です。いつもどおり、翻刻部分はパブリックドメインで、校訂文部分はクリエイティブ・コモンズライセンス 表示 - 継承(CC BY-SA 4.0)で公開します。 『沙石集』は、鎌倉時代中期に無住によって書かれた仏教説話集・・・ということになっていますが、そう言うと無住に怒られるでしょう。 無住は執筆の意図を、序と最後の述懐に書いています。それによると、一般人のために、興味深い説話をネタにして、仏法を勧めるために書いたと言っています。 読んでみると、説話よりも無住の言葉の方がずっと多く書かれています。この無住の言葉はかなり難解で、とても人がいうように一般人のために書いたようには思えません。仏典や漢籍の引用も多く、よほど仏教と仏教語の知識がなければすべてを理解するこ

    『沙石集』の電子テキストを公開しました : やた管ブログ
  • 『とはずがたり』始めました : やた管ブログ

    最近、打聞集だの、徒然草だの、沙石集だの、どうにもやたナビTEXTが抹香臭くなってきた。そろそろ色気が欲しいところだ。それに、漢字片仮名字交じりにも飽きてきた。 色気といえばやっぱりコレ。中世の女流日記文学『とはずがたり』の電子テキスト化を始めた。 とはずがたり:やたナビTEXT 『とはずがたり』の伝は、いわゆる天下の孤で、宮内庁書陵部しかない。国文学研究資料館の新日古典籍総合データベースと、笠間書院刊行の影印で見られるので、これらを使って翻刻し文を作成してゆく。 とはすかたり:新日古典籍総合データベース とりあえず冒頭を入力してみたが、流麗な仮名で書かれていて比較的読みやすいものの、なかなかのクセモノである。 伝が一つしかないので、他のを参照する必要はないが、そのぶん誤写を訂正するのが難しくなる。『とはずがたり』の写は、誤写が多いので有名である。研究者によって説が別れ

    『とはずがたり』始めました : やた管ブログ
  • AMW|第12回 電撃大賞|電撃小説大賞 銀賞 「狼と香辛料」 作/支倉凍砂 (千葉県)

    ドラゴンクエストやファイナル・ファンタジー、ウィザードリィやウルティマ、マイト&マジック等のあらゆるロールプレイングゲームの元祖であり、今も世界シェア・ナンバー1のテーブルトークRPGTRPG)であり続けている「ダンジョンズ&ドラゴンズ」(1974年~/最新・第5版のルールブック等の邦訳版は株式会社ホビー・ジャパン社が展開中)。 半世紀近い歴史を有するこのホビーの、膨大な世界設定や資料群をベースにした、葉っぱ一枚ゆるがせにしない緻密で奥深い「剣と魔法」の世界は、世界中のファンタジーファンを、今なお魅了し続け、しばし現実世界の労苦を忘れさせるほどワクワクさせ続けています。 ページでは、そのダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)をはじめとする人気TRPG(クトゥルフ神話、パスファインダー、エルリック・サーガ等)の世界をもとにした海外邦訳小説やコミックの情報を集約してお届け! D&Dをベースにし

    AMW|第12回 電撃大賞|電撃小説大賞 銀賞 「狼と香辛料」 作/支倉凍砂 (千葉県)
  • 『打聞集』の電子テキストを公開しました : やた管ブログ

    『打聞集』の電子テキストを公開しました。例によって、翻刻部分はパブリックドメイン(CC0)で、校訂文部分はクリエイティブ・コモンズライセンス 表示 - 継承(CC BY-SA 4.0)で公開します。 打聞集:やたナビTEXT 『打聞集』は大正時代に山口光円により、金剛輪寺で発見された仏教説話集です。現在は京都国立博物館の所蔵ですが、昭和2年に古典保存会により複製が作られ、国立国会図書館デジタルコレクションに入っています。やたナビTEXTはこれを底に作成しました。 打聞集:国立国会図書館デジタルコレクション 内容的には、『今昔物語集』・『宇治拾遺物語』・『古説話集』・『日霊異記』に見られる説話ですが、同文性はそれほど高くありません。ほとんどがそれらの説話よりも簡略化されていますが、単純な簡略化ともいえず、なかにはちょっと凝った構成になっていたり、簡略にもほどがある程度に短いものもあり

    『打聞集』の電子テキストを公開しました : やた管ブログ
  • 『徒然草』始めました : やた管ブログ

    やたナビTEXTでは、現在『打聞集』の文を作成している。『打聞集』は、その前にやった『蒙求和歌』同様、漢字片仮名交じりである。一丁に入っている文字数も多く、なかなか読むのがつらい。 それに加えて、『打聞集』は、ほとんどすべての説話が『今昔物語集』か『宇治拾遺物語』と同じ内容である。書きぶりの違いは興味深いが、どれも読んだことがある内容ばかりで、正直飽きてきた。 飽きてくると更新のペースが落ちる。それはいかんというわけで、別の作品を並行してやることにした。何にしようか、いろいろ考えたが、思いっきりメジャーどころで、 烏丸光広『徒然草』:やたナビTEXT にした。 烏丸光広は、流布の代表格で、現在刊行されている『徒然草』のすべて(たぶん)が、これを底にしている。現在見られるネット上のテキストも流布系だから、いまさら僕がやたナビTEXTで取り上げるのもあまり意味がないかもしれない。

    『徒然草』始めました : やた管ブログ
  • 『打聞集』はじめました : やた管ブログ

    『蒙求和歌』が一応終わったので、次は何にしようかなーと考えた。 で、この並びで『打聞集』がないのはいかがなものか。ということで・・・。 打聞集:やたナビTEXT 『打聞集』は写の字が小さく、ものすごく読みにくそうなので、今まで敬遠していた。実際読んでみると、『蒙求和歌』でカタカナに慣れたせいか、意外と普通に読める。漢字に限って言えば、妙な異体字や見たこともない漢字が出てくる『蒙求和歌』よりは、よほど読みやすそうだ。 内容的には、『今昔物語集』・『宇治拾遺物語』・『古説話集』などとかぶっていて、目新しいものはない。その上それらよりも簡単に書かれているのだが、違いがいろいろあって面白そうだ。 例えば、すでにUpした第2話「釈迦如来験の事」の書き出し。 昔、唐に、晋の史弘の時、天竺より僧渡れり。最初の「唐に」は王朝ではなく、単に中国という意味。で、問題は「晋の史弘」。誰よそれ。 「シンのシコ

    『打聞集』はじめました : やた管ブログ
  • 源光行『蒙求和歌』の電子テキストを公開しました : やた管ブログ

    『蒙求和歌』の電子テキストを公開しました。例によって、翻刻部分はパブリックドメイン(CC0)で、校訂文部分はクリエイティブ・コモンズライセンス 表示 - 継承(CC BY-SA 4.0)で公開します。 国立国会図書館『蒙求和歌』:やたナビTEXT 前に、「小説(文学作品)には読書感想文を書きたくなる作品と、論文を書きたくなる作品がある」と書きましたが(エミリ・ブロンテ『嵐が丘』を読んだ:2010年12月08日)、『蒙求和歌』は後者です。 国立国会図書館では、漢字片仮名交じりが基ながら、突然平仮名が混じったり(『蒙求和歌』の漢字片仮名平仮名交じり文:2017年12月07日参照)、ガチガチの漢文になったり、アヤシイ異体字がでてきたり、なかなか謎めいています。おまけに、真名序と仮名序があり、さらに藤原孝範(師匠)・源光行(人)・藤原定家(たぶん友達)のゴージャスな跋付き。さらに、異

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  • 斎藤茂吉 つゆじも

  • 京都大学図書館機構 - 【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: お伽草子をあらすじと京都大学附属図書館所蔵資料の挿絵で楽しめます

    「挿絵とあらすじで楽しむお伽草子」のデジタルアーカイブへのデータ移行が完了しました。 お伽草子をあらすじと当館所蔵資料の挿絵でお楽しみください。 挿絵とあらすじで楽しむお伽草子 お伽草子は大人も子供も楽しめる物語です。室町時代や江戸時代の人たちは、ひとりでわくわくしながらページをめくったり、誰かに読んでもらったり、いろいろなスタイルでお話を楽しんでいました。その最大の楽しみのひとつは、何と言っても美しい彩色の施された挿絵でしょう。 京都大学附属図書館には、色鮮やかな挿絵のお伽草子がたくさん所蔵されています。昔の人たちと同じような楽しみを味わっていただくために、物語のあらすじに、このきれいな挿絵をつけて、絵仕立てにしてみました。あらすじは、古文は苦手、何を言っているのかさっぱりわからない、でもお話の内容は知りたい、という方のために、わかりやすさを一番に考えました。厳密な現代語訳というわけで

  • 蓬左文庫本『竹取物語』 - 『竹取物語』翻刻データ集成

  • 新井本『竹取物語』

  • 『竹取翁物語』(古活字十行甲本) TwitLonger — When you talk too much for Twitter

  • 『宇治拾遺物語』のバージョンアップ : やた管ブログ

    立憲民主党だの希望の党だの、政治の世界がえらいことになっているが、そんなこととは全く無関係に、『宇治拾遺物語』をバージョンアップした。 陽明文庫『宇治拾遺物語』:やたナビTEXT バージョンアップといっても、ブラウザで直接見られるテキストは少しずつ修正してきた。それをまとめたzipファイルを作ったというだけである。したがってVer1.1となっている。しかし、これはVer2.0の布石である。 『宇治拾遺物語』はやたナビTEXTの中では、もっとも古くからある。入力したのはさらに古く、今から20年近く前だ。当時は公開するつもりは全くなく、自分で検索し論文などに引用するために翻刻した。引用するときはその都度確認するので、それほど正確である必要もなく、きわめてテキトーに作った。 現在のやたナビTEXTの電子テキストは、行数まで同じくした翻刻と、それを読みやすくした校訂文からなっている。現在の『宇

    『宇治拾遺物語』のバージョンアップ : やた管ブログ
  • 次は鴨長明『発心集』 : やた管ブログ

    『撰集抄』が終わって、そのころ同時に進行していた、『今昔物語集』も震旦部付仏法だったこともあり、少々仏教説話に傷気味だったから、『平中物語』・『成尋阿闍梨母集』と、ちょっと毛色の違うものをやった。 なんとなく飽きていた仏教説話だが、『今昔物語集』も震旦部の最後の巻「震旦 付国史」になって、不思議と仏教説話を読みたくなった。というわけで、次のやたナビTEXTは鴨長明作の仏教説話集『発心集』をやることにした。 慶安四年版『発心集』:やたナビTEXT 鴨長明が専門だったわけでも、好きなわけでもないが、これで、『方丈記』・『無名抄』・『発心集』と、主要な散文作品はすべてやたナビTEXTに収録されることになる。 『発心集』は、わりと最近、角川文庫から新版が出たので、テキストとしては入手しやすいが、決してお安くはない。僕の調べた限りでは、ネット上に電子テキストもない。 底は新潮日古典集成『方丈

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  • 『平中物語』の電子テキストを公開しました : やた管ブログ

    『平中物語』の電子テキストを公開しました。 静嘉堂文庫『平中物語』:やたナビTEXT 底は静嘉堂文庫(孤)です。例によって、翻刻部分はパブリックドメインで、校訂文部分はクリエイティブ・コモンズライセンス 表示 - 継承(CC BY-SA 4.0)で公開します。 影印は『校注平中物語』(山田巌 水野清 木村晟・洛文社・昭和45年5月)を使用しました。前にも書いたように、印刷はあまりよくないのですが、非常に読みやすく書かれているので、翻刻そのものは気持よくできました。 ところが、文が難しいのです。難解な語ばかりでてくるわけではありませんが、主語がころころ入れ替わったり、難解な単語や言い回しがあったり、誤写があったりして、校訂文を作成する方が苦労しました。『校注平中物語』と『平中全講』(萩谷朴・同朋舎・1959年10月20日初版 1978年11月復刊第一刷)がなければ、どうにもな

    『平中物語』の電子テキストを公開しました : やた管ブログ
  • http://researchmap.jp/joqfrlli3-2178/

    consigliere
    consigliere 2016/11/11
    おお、「2015.11に公開されたデータの内、「本文」のみを抽出し」て公開
  • 『撰集抄』の電子テキストを公開しました : やた管ブログ

    『撰集抄』の電子テキストを公開しました。 松平文庫『撰集抄』:やたナビTEXT 底は、古典文庫『撰集抄』上・下(安田孝子他校注・現代思潮社・上 1985年11月 下1987年12月)と同じ、松平文庫です。例によって、翻刻部分はパブリックドメインで、校訂文部分はクリエイティブ・コモンズライセンス 表示 - 継承(CC BY-SA 4.0)で公開します。おそらく、今読める『撰集抄』のテキストで、もっとも読みやすいものになっていると思います。 『撰集抄』は、西行作に仮託された、仏教説話集です。しかし、そこは〈なりきり西行〉ですので、和歌説話も多く出てきます。とりわけ、巻八は和歌説話がほとんどです。 書写者はかなり分業しているらしく、読みやすい巻もあれば読みにくい巻もありました。そのへんはいずれ書こうと思いますが、それ以上に、読むにしたがい、だんだんつらくなってきました。正直、これほど読ん

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  • 『十訓抄』の電子テキストを公開しました : やた管ブログ

    『十訓抄』の電子テキストを公開しました。 宮内庁書陵部『十訓抄』:やたナビTEXT 底は新編日古典文学全集『十訓抄』(浅見和彦・小学館・1997年12月) と同じ、宮内庁書陵部です。例によって、翻刻部分はパブリックドメインで、校訂文部分はクリエイティブ・コモンズライセンス 表示 - 継承(CC BY-SA 4.0)で公開します。 『十訓抄』は、その名が示すように、10の教訓からなる作品です。説話集や教訓書にカテゴライズされますが、今回、深く読んでみて、どちらも間違いではないけど、当たってもいないという印象を受けました。 作者は間違いなくウンチクオヤジです。古典の作者は多かれ少なかれウンチク言いの傾向がありますが、『十訓抄』作者の場合、並外れた博覧強記の理屈っぽいウンチクオヤジです。 作品の構成も理屈っぽい。まず、教訓を9でも11でも20でもなく、ぴったり10にするところからして、

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  • SF作品の同人誌・約1万点がデジタル化されて誰でも無料で閲覧可能に

    SF小説好きによる小説好きのための同人誌(fanzine・ファン雑誌)を1万冊以上所蔵しているアイオワ大学が、雑誌の紙面が傷んでしまう前に内容を保存するべく、収集したファン雑誌をデジタルアーカイブ化して誰でも無料で見られるようにウェブ上で公開しています。 Hevelin Collection http://hevelincollection.tumblr.com/ 10,000 zines and counting: a library's quest to save the history of fandom | The Verge http://www.theverge.com/2015/9/4/9257455/university-iowa-fanzine-fan-culture-preservation-project アイオワ大学図書館は約100年前からファン雑誌を収集しており、

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