カーボンナノベルト合成成功！ : 有機化学美術館・分館

4月15 カーボンナノベルト合成成功！ カテゴリ:有機化学炭素材料 先日来、ある化合物の合成成功がテレビのニュースなどで大きく取り上げられています。これは、有機合成関連では珍しいことでしょう。何度か本ブログでも取り上げさせていただいております、名古屋大学の伊丹健一郎教授・瀬川泰知特任准教授らのグループによる「カーボンナノベルト」の合成がそれです（論文）。 この論文は、「Nature」と並んで科学雑誌の最高峰である「Science」に掲載されました。すなわち有機化学者や化学分野の研究者のみにとどまらず、広く科学者全体が知るべき大きなインパクトのある成果だと認められたということになります。ということで今回は、何がそんなに凄いのかという話を書いてみます。 今回作り出されたカーボンナノベルトは、下のような化合物です。六角形のベンゼン環が12個連結し、環の形を成しています。 カーボンナノベルト。斜め

[t-tanaka]

X線結晶構造解析が一瞬で終わってるのに時代を感じる。20年前は昼飯前に計算を開始して，戻ってくると終わってるかな，という感じだったのだが。

[masatoi]

門外漢にもわかりやすい

[BUNTEN]

門外漢なのでよくわからんが文章を読めば画期的雰囲気がビンビン伝わってくる。→カーボンナノベルト合成

[PYU224]

ベンゼンだけでチューブができる事を考えたのも凄いし作ってしまったのも凄い。大発見だ！

[asahiufo]

多分、超スゲー話。

[tomiyai]

あの最後の環化、超気持ちいいよね。

[machida77]

先月発表されたカーボンナノベルトの解説。

[Kukri]

おめでとう！！！