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コラム別に読む : 裸足で逃げる―沖縄の夜の街の少女たち [著]上間陽子 - 永江朗 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
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コラム別に読む : 裸足で逃げる―沖縄の夜の街の少女たち [著]上間陽子 - 永江朗 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
■構造化された暴力 体調が悪いとき、痛みは弱い部分に出る。社会も同じだ。世の中の歪みは、もっとも弱... ■構造化された暴力 体調が悪いとき、痛みは弱い部分に出る。社会も同じだ。世の中の歪みは、もっとも弱い者にしわ寄せされる。 上間陽子『裸足で逃げる』は、沖縄のキャバクラで働く少女たちにインタビューしたノンフィクション。著者は琉球大学教育学部の教授で、社会学的な聞き取り調査の手法が根底にある。 6人の少女たちが登場する。共通しているのは、15歳ぐらいの若いころから、年齢を偽ってキャバクラ等で働いてきたこと。家庭環境が複雑で、居場所がないと感じていたこと。助けてくれる大人があまりいなかったこと。そして、恋人や配偶者から繰りかえし暴力を受けてきたこと。 若くして子どもを産んだ少女が多い。シングルマザーがキャバクラで働くのは、子育てと生活費を得ることを両立させるためだ。学歴や経験・技能もなく、助けてくれる家族や地域社会もないなかで、選択肢は少ない。彼女たちは生きるか死ぬかのギリギリのところを歩いてい