地下に潜らせてはいけない - ikieの日記

評論, その他 | 17:45 | 『日本の難点』の中で語られるゾーニング問題今、宮台真司の『日本の難点』を読んでいます。その中にゾーニングに関しての話が出てくるのですが、ここ一連の「レイプレイ」をめぐる言説と関係が大いにありそうなので書いておきます。『日本の難点』の「第三章「幸福」とは、どういうことなのか」における記述がそうです。*1この中で宮台は「僕はいわゆる猥褻表現をめぐって「表現規制からゾーニングへ」と主張してきました」と自らがゾーニング派であることを明らかにしたうえで「総じて厳格なゾーニングがもたらす「隔離」は、異質なものへの不寛容さを醸成し、不安ゆえに神経質な「隔離」をもたらします。これままずい展開です。」と過剰なゾーニングを問題視しています。この典型例として文中で挙げられているのが「（性）風俗」です。日本の風俗は店舗風俗の規制によって「店舗風俗から派遣風俗へ」の流れが定着しつ

[z0rac]

形式だけで内容のない話。/「取り返しのつかない程酷いモノ」エロ表現がより過激になるってこと？だから何？

[angmar]

中里氏の話と同じかなこれは／そして「それを楯にもイヤ」ってのは↓やっぱあるよなあ。

[synonymous]

可視な悪場所

[koisuru_otouto]

[再ブ熊]｢見えない｣と｢存在しない｣は違うという事｡海外買春ツアーは一例｡後者の既成事実が作られる事は怖い｡でもそれを楯に性暴力が(レイプに限定されるのも)公然化される事を正当化されるのもいやなんです

[kilrey]

"日本の風俗は店舗風俗の規制によって「店舗風俗から派遣風俗へ」の流れが定着しつつある"はゾーニングを止めたから問題が起きた例のような。

[as365n2]

_[culture]性風俗 / 宮台真司『日本の難点』

[false_alarm]

地下に潜りすぎると危険、ということに意外と気づいていない人がいる。見たくない人には見えない方がよいのだが、それには見たくない人の見ない努力も必要。パソコンのフィルタリングをデフォにする時代かも。