エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
ウェストファリア体制について - heuristic ways
先日、図書館でポール・ハースト『戦争と権力――国家、軍事紛争と国際システム』(2009年、原著2001年)... 先日、図書館でポール・ハースト『戦争と権力――国家、軍事紛争と国際システム』(2009年、原著2001年)という本を見かけ、パラパラとめくったところ、第2章で「ウェストファリア体制期における国際システム」について論じられていて、興味を引かれた。*1 以前、テッサ・モーリス=スズキとセイラ・ベンハビブ両氏がともにウェストファリア条約と近代国家主権の問題に言及していたのを思い出したのである。*2 ポール・ハースト氏の本を読んで初めて知ったのは、「一六四八年に三十年戦争を終結させたウェストファリア条約」とは、いわば宗教戦争の終わりを告げ、国際システムとしてヨーロッパ世界の構造化・安定化を図るものだったということ。 (ヨーロッパの)すべての大国は、一六世紀と一七世紀初期にくりかえし権威の危機に直面した。宗教紛争はイデオロギー的に社会を分断した。カトリックとプロテスタントは、その政治的枠組みを引き
2009/04/27 リンク