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棋聖戦中継 plus: 【梅田望夫最終局観戦記】 (6) 昼食休憩時の形勢:微差で後手が指せるのではないか
さて、コンピュータ対人間の話はさておき、羽生棋聖対木村挑戦者の形勢、という今日の本質に話を戻そう... さて、コンピュータ対人間の話はさておき、羽生棋聖対木村挑戦者の形勢、という今日の本質に話を戻そう。 昼食休憩に入った局面で、三浦さんは「NHK杯戦のような短い時間の将棋なら、相当後手が勝ちやすいでしょう」と、形勢についての感想を述べた。先手の3八金と2八銀の形が悪いうえ、後手は玉が堅く、7筋から銀を繰り出しての攻めもあるので、先手が長い時間を持って細かく対応していけない場合(短い時間の将棋だと)、後手が勝ちやすいのではないか。でも今日の午後いっぱいかけての長い将棋なので、まだまだどうなるかわからないとのこと。 また立会人の屋敷さんも「微差で後手が指しやすいと思う」とのこと。勝又さんも同意見。後手がいまわずかながらも良さそうなのは、羽生さんの構想力による、先手の馬の働きがそれほどでもなく、8筋の守りに右側の金を使わずに玉側に寄せて囲いを堅くしていく羽生さんの構想力が、2八銀の代償に馬を作った
2009/07/18 リンク