可能性としての自分としての他人 - 世界は今日も簡単そうに回る

2015-05-23 可能性としての自分としての他人 散文 子供の頃、よく考えた。どうしてわたしはわたしで、あの子じゃないんだろうと。そういう考えにふけっていた記憶として一番古いのは小学校二年生くらい。そのときは、「わたしはたまたまわたしなんだから、目をつぶったらあの子だった人生に乗り替わってる可能性がある」と本当に信じていて、でも目をつぶっても自分は自分のままで落胆したものだった。そのうち、「自分とあの子が入れ替わった瞬間にあの子の意識は自分の意識になっちゃうんだから、もし入れ替わってもそれは分かるわけないんだ」と考えるようになった。これが小学三年生くらい。 この考え方は非常に便利で、何か家で嫌なことがあったとき、学校でつまらないことで友達に泣かされたとき、「あの子と入れ替わった」ことにしてしまえばまあなんとなくいいやって気持ちになれた。わたしの意識になっちゃったからわたしはわたしのまま

[mah_1225]

楽しいし、楽な気持ちになれるよ(●'ｗ'●)

[ponkotukko]

大人になりたくないと思ってしまった

[platypus0114]

「可能性としての自分」で他人を見るとき。こうなりたくないって反面教師、って見方もあるかも。

[flclover7]

某乙女。も私以外私じゃないのって言ってるから負の感情を必要以上に被らなくてもいいのさ。

[yuki3mori]

これを読んで「でもこの幸せな人も半年以内に謎の十円ハゲに悩まされるかもしれないじゃん？」と人の不幸を想像することのある我が身を省みた。

[macchauno]

私も胡蝶の夢つーか「目を閉じたら別の自分が別の世界で生きてる」みたいなこと寝る前思ってて確か虚無透氏もどっかで近い言ってたんだけど子供の頃って割とあることなのかな

[yutoma233]

世界の悲しみは切り離して、幸せは自分の事のように受け入れたい。

[asimino]

「でも大人だからそこは御都合主義で、うまく切り離す癖をつけちゃえばいいのだ。」