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『平成幸福論ノート~変容する社会と「安定志向の罠」~』(田中恵理子著)を読んで考えたこと。 | Mirai-Kairo.com
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『平成幸福論ノート~変容する社会と「安定志向の罠」~』(田中恵理子著)を読んで考えたこと。 | Mirai-Kairo.com
詩人、水無田気流さんの社会学者としての著作です。 日本において、高度成長期に形作られた幸福感を実現... 詩人、水無田気流さんの社会学者としての著作です。 日本において、高度成長期に形作られた幸福感を実現することが困難な状態になっているのにも関わらず、時代の変化に伴い変わっていく構造に抵抗する形で「過去の成功」に依存する状況が日本にはあり、そしてその固執の結果、日本は社会の変革や可能性の追求といった「積極的選択」のコストが高い社会となっている、と分析しておられます。 そして、そこで割を食っているのはやはり若年層。 「本来、若者の特権とは、失うものの小ささと可能性の大きさである。だが、この国では、若年層ほど人生に高いリスクを負わされている。その根源にあるのは、硬直した雇用慣行と、社会保障の世代間格差である。(p.154)」 そのような中でどのような処方箋が必要となるか。ここではそれを、「昭和的幸福感」へと向かう情念を鎮めること、としている。この情念は理性的な分析によって起こるものではなく、大きな