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岩手大学付属動物病院
腎移植とは 慢性腎臓病は猫において最も多く認められる疾患のひとつです。腎臓は左右1つずつあり、主に... 腎移植とは 慢性腎臓病は猫において最も多く認められる疾患のひとつです。腎臓は左右1つずつあり、主に尿生成、身体の老廃物や有害物質の排泄、身体の水分調整の役割を担っています。さらに、血圧調整、赤血球の産生を促すホルモン分泌やビタミンDの活性化などの機能を有しています。そのような重要な機能が徐々に低下している病態を慢性腎臓病といいます。腎臓は一度壊れると元に戻りません。病状が末期に進行すると、治療法としては輸液療法や透析療法により延命を図るしかないのが現状です。猫の場合、体が小さく、人の場合と同様に腹膜透析や血液透析を用いて長期間維持することは大変困難です。また透析治療ではホルモン分泌やビタミンDの活性化などの機能を補うことはできません。そこで、機能しなくなった本来の腎臓の機能を代替する治療法として腎移植術が位置付けられています。猫の腎移植は、米国では末期腎臓病に対する根治的治療法として確立さ