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「日本の若者はダメではない。武士道精神が息づいてる」台湾の元総統・李登輝氏
中国や韓国に翻弄され続けた2012年に日本。ではどう政治や経済を 立て直すべきなのか。中国に毅然と向き... 中国や韓国に翻弄され続けた2012年に日本。ではどう政治や経済を 立て直すべきなのか。中国に毅然と向き合い、台湾の独立と民主化を 守り続けた元総統の李登輝氏が日本に提言する。 * * * 今は歴史の転換期にある。“無極化”した国際社会で一番大事なことは、 中国や米国について考える前に、「日本はどうすべきか」について自ら考え、 実行することだ。米中冷戦に向かう今が、むしろ日本にとっては真の自主独立を 勝ち取る絶好のチャンスだと私は考えている。 米中冷戦時代に米国が誰を頼りにするかと言えば、日本以外にない。 その立場を利用して米国と交渉すれば、これまでの不平等な諸問題、 たとえば、日米地位協定の改正や米軍基地問題などの解決につなげることができるだろう。 憲法改正も必要だ。自衛隊を縛る制約を解き、アジアの安全保障に 日本が責任を果たすことで、米国と対等な立場に立つことができる。 従来の対米依存を
2013/01/03 リンク