エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
歌えない校歌と雨音の調べ:NHKスペシャル『坂本龍一 最期の日々』 --- 久美 薫
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
歌えない校歌と雨音の調べ:NHKスペシャル『坂本龍一 最期の日々』 --- 久美 薫
テレビの吹き替えには台本がいる。そのための翻訳者もいる。 あるときそのひとりが多忙を極めた。翻訳し... テレビの吹き替えには台本がいる。そのための翻訳者もいる。 あるときそのひとりが多忙を極めた。翻訳して、それを自分で読み上げてみるという作業を怠ったところ、後で吹き替え俳優チームより「やえ子ちゃんどうしたの、体を悪くしたの?」と心配されたという。 「拭き替えの収録中、台本の台詞と、画面上の唇の動きがどうしても合わないんだ。やえ子ちゃんきっと体調を崩してるんだねって皆で心配したよ」 ■ この逸話を思い出したのは、音楽家・坂本龍一(1952年1月17日 – 2023年3月28日)の遺作を聴いたときだった。 それは四国のある新設の高専の校歌だった。 私の通っていた小学校校歌は、彼の作曲の師匠・松本民之助の作だ。その高弟による校歌、しかも遺作となれば、ロマンチックな期待を抱かずにはいられない。 だが、いざ生徒さんたちの合唱をネット動画で拝聴して、ひとり口ずさもうとしたら… 歌えない――歌詞カードを見