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『私の昭和史』(青土社) - 著者:中村 稔 - 種村 季弘による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
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『私の昭和史』(青土社) - 著者:中村 稔 - 種村 季弘による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
著者:中村 稔出版社:青土社装丁:単行本(429ページ)発売日:2004-05-01 ISBN-10:4791761227 ISBN-1... 著者:中村 稔出版社:青土社装丁:単行本(429ページ)発売日:2004-05-01 ISBN-10:4791761227 ISBN-13:978-4791761227 内容紹介: 十五年戦争下の少年期と思春期、迫りくる死を目前に自由な生を求める心の軌跡。昭和のはじまりと同時に生を享けた著者がその生い立ち、社会と文学への早熟な目覚め、多彩な友情空間の回想をつうじ、敗戦に至る濃密な時代の痛みを透視する鮮烈な鎮魂の記録。 遠い、だが確かな記憶 詩人の半生昭和二年(一九二七)生まれ。まだ田園だった大宮(さいたま市)に育った。後年の詩人中村稔は意外なことにスポーツ少年。全大宮が巨人軍と対決した時代の野球ファンで、器械体操が得意だったという。それにエノケンがごひいき。一家で遊びにいくときにはきまって大宮から浅草に出てエノケン一座へ。二・二六事件を遠雷のように感じながら、おおむね豊かな田園と中産階級の