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『安部公房『燃えつきた地図』』
安部公房の『燃え尽きた地図』を読みました。 彼の作品は既にいくつか読んでいますが、この作品は『砂の... 安部公房の『燃え尽きた地図』を読みました。 彼の作品は既にいくつか読んでいますが、この作品は『砂の女』『他人の顔』とともに「失踪三部作」とされているそうです。 主人公は、興信所の社員の男で、冒頭で、突然失踪したサラリーマンの捜索を依頼されます。つまり、主人公自身は失踪したわけではなく、失踪者を探索する側の人間として描かれ始めるわけです。 しかし、捜索を依頼したサラリーマンの妻は、夫に関する情報を求める主人公からの問いかけにも要領を得ない回答をするばかりで、そもそも本気で夫が見つかることを願っているのかも疑わしいような怪しげな女性です。 この妻の弟を名乗る男も、屋台のショバ代を稼いだり、会社のユスリをしているというヤクザ社会の人間です。 また、失踪したサラリーマンの会社の後輩にあたる若い男も、失踪した先輩のことを心配しているようでありながら、嘘の証言をするなど虚言癖のある変わった人間です。