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『恐妻家とダメ社員に共通する欠点(前編)』
恐妻家と言われる人がいる。文字通り「妻を恐れる夫」ってことだ。これが本当に存在するのだから驚きだ... 恐妻家と言われる人がいる。文字通り「妻を恐れる夫」ってことだ。これが本当に存在するのだから驚きだ。 一番身近にいる妻を恐れているってことはだよ、家に帰ると恐怖が待っているわけで、それじゃあ全く心が安まらない。自分が寝る場所で休めないなら、いったいどこで休むのか? 仕事場? それとも行きつけのバー? もしや恐ろしい妻ではなく、別の優しい女性の元で休むのかもしれない。 もし未婚の方でイメージがわかないのであれば、これを「恐彼女家」と言い換えてもよい。 これは悲しいことだよ。仕事場で休むのが末期症状であることは、賢明なみなさんには説明の必要もあるまい。 緊張感を持って戦うべき職場で休憩し、休むべき自宅で恐怖を感じながら過ごす。もはや人間の生き方ではないね。 行きつけのバーで休憩? 優しい女性のいるところで安らぐ? ……うーんまあこれも悲しいね。 バーってのは、男として一定の緊張感を持って臨む社交