エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
作田啓一『個人主義の運命』(岩波新書) - 社会科学読書ブログ
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
作田啓一『個人主義の運命』(岩波新書) - 社会科学読書ブログ
個人主義の運命―近代小説と社会学 (岩波新書 黄版 171) 作者: 作田啓一 出版社/メーカー: 岩波書店 発売... 個人主義の運命―近代小説と社会学 (岩波新書 黄版 171) 作者: 作田啓一 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1981/10/20 メディア: 新書 クリック: 3回 この商品を含むブログ (2件) を見る 社会学の基礎は二者関係ではなく三者関係としてとらえられるべきである。S(主体)、O(客体)、M(媒介作用、媒介者)を用いて、S-M-Oと表現されるこの図式は、他者を媒介とする動機づけのパタンの学習のことである。人間が何か対象を欲求する場合、そのパタンは媒介者から学習されるのである。 中世において個人主義は充分育たなかった。人々は中間共同体のなかで共同生活をしていて、個人主義も国家の概念も育たなかったのである。 だが、宗教の面ではプロテスタンティズムの台頭により、個人の信仰に宗教の本質が置かれ、中間共同体はすたれていく。また、経済の面では、資本主義の発達により自由市場で合理的に