尾崎隆晴監督、黒田洋介、倉田英之「BASTARD!! －暗黒の破壊神－」「ゴブリンスレイヤー」スタッフ対談

――なるほど、「昭和」感ですか。 尾崎 それで実際に倉田さん、黒田さんと会って話してみたら、まさに狙い通りだったなと。打ち合わせのとき、言葉が少なくて済むんですよね。「あの時代の、あの感覚の、あれで」と、簡単に説明したら、もうニュアンスが通じる（笑）。 ――共通感覚があるわけですね。 尾崎 そうなんです。今の時代ならではのまったく新しいアプローチでアニメ化するよりも、どちらの作品もこの世代ならではのオタク話で攻めたらいいんじゃないか、と考えた結果のスタッフィングでした。 倉田英之（以下、倉田） 2作品ともオタクの好きなものが山盛りですからね。っていうか、「BASTARD!!」なんて、日本のアニメにおける「ファンタジー」というジャンルの、原点にかなり近い作品だと思うわけです。 黒田 そうですね。僕、「ダーククリスタル」って映画が好きで。 尾崎 ああ、はいはい。名作ですよね。 黒田 あれで今で

[hobbiel55]

「セリフをほとんど暗記してますからね」←BASTARDのアニメは確かに100%再現て感じなんだけど、アニメ用にもう少しアレンジしてもと思う。単なる昭和感じゃなくてコミックの表現をそのままやられても違和感が拭えない。

[ChillOut]

“「BASTARD!!」がなかったら、「なろう」系小説もなかったと思うんですよ。／ですよね。／それくらいジャンルの始祖的な、元祖的な存在。”

[srgy]

“倉田　ファンタジーとダーク・ファンタジーの見分け方なんですけど……主人公が小綺麗な格好をしているとファンタジーで、小汚い格好をしているとダーク・ファンタジーなんですよ。”

[wumf0701]

確かになろう系のファンタジーごっこ主人公はだいたい小綺麗な格好してるな。

[nakex1]

「マッチョに限らず、海外はとにかく、強い人は強そうに描く。日本のデザインって、弱そうな人が実は強い、みたいなのに目がない」

[kohakuirono]

なろう的ファンタジーの大本はバスタードとロードス島戦記とドラクエとベルセルクじゃないの。

[ticokuma]

黒田×倉田＝PioneerLDCやAIC大好きだったマンです。

[karzusp]

500円玉も出しちゃうくらい、闇鍋とか全部乗せという表現は納得度が高い表現。鼎談の参加者がみんな「BASTARD!!」直撃世代なのでディープな掘り下げが面白かった

[neko2bo]

“だから「昭和」の文化にやられた人が書いている感触があるんですね” 笑

[bml]

2期を見てああこうだったなぁと思い出した。新章突入するとキャラ増えるのは伝統芸やな。鬼滅も柱がぞろっと出てきたし。でも多すぎやないかと感じる。