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【前Qの「いいアニメを見にいこう」】第41回 「平家物語」の徳子について
物語の主人公は徳子だった。 今作の主人公は、琵琶法師のびわだ。避けられぬ未来と、死者の霊という過去... 物語の主人公は徳子だった。 今作の主人公は、琵琶法師のびわだ。避けられぬ未来と、死者の霊という過去の両方をその瞳に映すことのできる、ある年齢から肉体の成長を知らない永遠の少女。たしかに彼女は今作の語り手であり、作品の始まりから終わりまで、すべてのできごとを目撃する存在だ。しかし、であるがゆえに、彼女は物語を生きることはない。目撃し、語るだけだ。 物語を生きる、すなわち、その身で平家の栄枯盛衰を味わうのは、徳子である。権力の絶頂にあった時期に平家の娘として生まれ、何不自由なく育つものの、代わりに政略結婚の道具として扱われる。望まぬ結婚ではあったものの、やがてはその相手を愛し、子をもうける。しかし愛した男は、徳子が疎ましい平家の生まれであるという、どうにもできない理由で、別の女に安らぎを求める。徳子はその不貞に対して、怒り、哀しみ、嫉妬を覚えながらも、静かに受け入れ、許し、そして愛した男が病で
2022/04/11 リンク