七人の侍に全く凄さを感じない

AKIRAの凄さがわからない若者、という話が話題になったが、実はあの話は2chまとめ系では何度か取り沙汰されており、出るべくして出た議論だと思った。僕らの世代は童夢でショックを受けAKIRAという洗礼を受けて、ああでならなければならない、という戦後ショックに近いカルチャーショックを受けた。どうも戦後世代にとってそれがなにかといえば黒澤明だったらしい。馬のいななく声や、実は竹千代が落ち武者狩りによって武具を集めていた貧農出であったという驚きも、似たような後継作品の前では霞んで見える。こういう生きるための凄み、というテーマ自体は芥川龍之介が羅生門で先にやってしまったので、恐らく小説ファンからしてみれば七人の侍ですらもマウント対象だったに違いない。他にも剣の久蔵なんかの今では全く見られない役者のストイックな雰囲気などは必見だとしても、役回り自体はさほど新しいものでもない。はっきり言えばこれを二十

[mugi-yama]

こういうのって解説されて面白くなったりするものではないので「自分はつまらなかった」でいいんでない？ただ「なぜこれが世間で評価されているのか」を考えておくことは、自分のためになるだろうとは思う。

[BigHopeClasic]

そりゃああらゆるクリエイターが徹底的に学んで盗んでその後の作品に活かしたわけだから、後から見れば退屈に見えるかもね。同じことは駅馬車とかローマの休日とかにも言えるんじゃね。

[mobanama]

気持ちはわからんでないが"模倣されていないところが一つもない時点で一体何を遺したんだろうと思ったりもする"のロジックがわからない。

[bag_end]

七人の侍は面白くって、こんなに古いのに面白いな凄いって思ったなあ。

[sgtnk]

『 七人の侍』は10代の頃VHSで見て正直良さがわからん…ってなってて、30代でDVDで見直したらめっちゃ面白くて昔はわからなくてすいませんでした若造でしたって思った。そういう事もあるんだと勉強になった。

[gui1]

Ｇメン７５って、Ｇメンが７５人出てくるのかと思ったら７人しか出てこなくてものすごくがっかりした(´・ω・｀)

[honehonerock]

黒澤好きの友人から「ワンピースはずっと七人の侍をやり続けて大人気」説を聞いたことがある。確かに滅びかけの国に流浪の強者がやってきてドンして飯食う、という構成は七人の侍だし、それしかやってないのは凄い。

[cj3029412]

あれは志村喬の足の長さを堪能する映画だから（長いとはいっていない）しかし何度みても「また負け戦だったな」には震える。久蔵!

[Arturo_Ui]

単純な話で、『七人の侍』をモチーフに作られた後世の作品に傑作が多い（が、凡作もまた多い）から。一方で、「仲間を集めるまでのワクワク感」が「一人ずつ死んでいく悲壮感」より面白い、という憾みはある。

[inmysoul]

60年以上経ってもこうやって話題にする奴がいる時点ですごい。お前の仕事が2070年に語られるか？

[hiruhikoando]

この手の話では『七人の侍』や『ゴッドファーザー』よりも『市民ケーン』『天井桟敷の人々』『第三の男』がよくネタにされたけどね。まだサスペンスだった第三はともかく天井桟敷はホントの拷問だからこれ。

[nakag0711]

黒澤映画は娯楽映画。なんか見方が違うのでは

[cinefuk]

TVのちっちゃい画面で見るより、劇場のリバイバル上映に行く事をお薦めしたい、が！彼の言う「模倣されていないところが一つもない時点で一体何を遺したんだろうと思ったりもする」これ凄くないと思うの、逆に面白い

[nandenandechan]

どんな時代背景の作品なのか、また当時の技術の凄さとかは「その時」にしかわからない事があるから「今」の作品に触れる事は重要だと思う。

[omi_k]

AKIRAの「オウムを切り取った」部分てなんじゃらほい？　AKIRAって88年の映画じゃん？

[bata64]

わかる。「七人の侍」はある意味神格化されてる感がある。今でもエンターテイメントとして楽しめるのは「用心棒」だな。

[babelap]

ニューロマンサー連想した／古典？は時代性を加味して読む・見るよ、そりゃ／七人の侍は、死ぬときは槍衾に突かれて死ぬか鉄砲で撃たれて死ぬあたりは面白い（リアルなのかな？）作劇だと思ったなぁ

[brendon]

まったく隙のない映画で面白いと思うけどなぁ。面白さを説明できない師匠が悪いような気もするが。真似してる作品をたくさん見ても元ネタの強さには敵わないと思うけど。

[kast]

古典を面白くないと思う気持は理解するが、駄作とまで言ってる奴見ると言葉の選択悪すぎるだろと。

[mventura]

黒澤が分からんか！と思ったけど、女囚さそりが同じ感じだったの思い出した。影響うけた作品のほうに慣れすぎるとそうなるのかも。

[gneioagine]

「凄さ」という言葉が、「客観的に見た、歴史的意義」という定義なのか、「個人の感動」という定義なのかによって話が変わってくる。この場合「感じない」だから個人の感動の話で、感じないなら仕方ない。

[na23]

兵士（ヒーロー）雇って緻密に作戦練って襲撃に備える、ゲーム的面白さもある。

[lette_dub]

新しい＝凄いって構図に囚われすぎだと思う。

[rain-tree]

新しくなければ凄くないという基準の持ち主らしい増田 || "模倣されていないところが一つもない"←この事を凄いと思わないなら確かに増田にとっては絵に描いた餅なのだろう。古典に価値を感じない人はまあいる

[KasugaRei]

模倣されつくして新鮮さが失われたから作品本来の価値も失われた、という理路は全く理解できない。つまるところ、この人は文化における歴史的蓄積というものを全く信じていないのではないか。

[fkatsya]

土佐日記の何が面白いのか分からない的な。

[akihiko810]

私は「童夢」に全く凄さを感じなかった（一昨年くらいに初めて読んだ）。「壁が衝撃で丸くへこむ」描写を初めて作った、というのは知識として知っていたけど、今の漫画はそんなの当たり前だし

[ep_meister]

今となってはそんなにすごくないけど、普通に面白くはあることなら何度も体感してきたがな。七人の侍もそうだったし、生きるもそうだった。市民ケーンだってそう。凄くないからといって退屈とは限らない。

[kori3110]

七人の侍は技術のすごさとかは全然詳しくないので分からんが、エンタメとしてきちんとキャラ立ってて面白かった記憶がある。もう一回見てみっかな

[quwachy]

ゴッドファーザーが駄作に見えた。文学は別としてこの手の作品は30年が限度だと思う、それ以上古い作品はどんな名作も駄作に見える

[PowerEdge]

もう古典やからな

[harry0000]

ドラクエ1に全く凄さを感じない

[pixmap]

いや、もう時代劇にあんな貧相さ溢れるリアルなセットは作れないし、ド田舎臭い日本人も撮れない。本当に昔の時代に撮ってきたんじゃないかというような部分があって、膜のはった音声もそのリアル感の一部。

[mochidori]

後継作品に至る文化的文脈を想像できるだけの素養がなければ、そりゃ古典作品は退屈なものに見えるだろう。初めてデビルマンを読んだ時、エヴァや寄生獣（多分）の源流を感じて感動した。

[yto]

「七人の侍」は日本語字幕がないときつい。

[asiatics]

「七人の侍」より「用心棒」のほうがわかりやすいのでは。日本ではやたら「七人の侍」ばかりが持ち上げられてる気がする。

[C_L]

SAMURAI7をみよう（相川七瀬の歌が頭の中でグルグル）

[deztecjp]

id:mobanama たぶんですけど、「誰にも真似できない何か」がないなら、「その作品をいま見る価値」がない、という考えなのではないかと。もしそういうものがあれば、いつ『七人の侍』をみても凄いと思えたはずだ、と。