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XML名前空間でタグを使い分ける
XML文書をさまざまなアプリケーションに処理させたいときなど、1つのXML文書に複数のボキャブラリを混在... XML文書をさまざまなアプリケーションに処理させたいときなど、1つのXML文書に複数のボキャブラリを混在させたいことがある。そのためには、当初のXML文法に含まれていなかった「名前空間」という新しい考え方を導入する必要がある。本連載第6回は、XMLを飛躍的に使いやすくする「名前空間」の基本を解説する。 名前空間とは XML 1.0の仕様では、1つのXMLデータを単一のDTDが支配する、つまり1つのXMLデータ(注1)は単一のボキャブラリ(注2)だけから構成されるという考え方をしていた。しかし、1つのXMLデータの中で、既存のボキャブラリを組み合わせて使えるようになれば、便利なだけでなく、開発コスト削減や開発期間短縮の点でも大変好ましいことだ。例えば、XHTMLの中で、数式を扱うMathMLが使えれば便利だろう。 (注1) W3CによるXMLの仕様書では、XMLで記述された情報を「XML文書
2010/10/01 リンク