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幼体は、胴体が切断されていた…なんと、自分より大きい「恐竜を食いちぎって、飲み込む」までに至った哺... 幼体は、胴体が切断されていた…なんと、自分より大きい「恐竜を食いちぎって、飲み込む」までに至った哺乳類の臼歯「衝撃の発達」 長い長い進化の中で、私たちの祖先は、何を得て、何を失い、何と別れてきたのかーー 約46億年と言われる地球の歴史において、生命が誕生は、遅くとも約39億5000万年前と言われています。そして、最初の人類が登場するのは、約700万年前。長い地球の歴史から見れば、“ごく最近”です。 しかし、そのホモ・サピエンスも、突如として誕生したわけではありません。初期生命から現在へと連綿と続く進化の果てに、生まれたのです。私たち「ホモ・サピエンス」という一つの種に絞って、その歴史をたどってみたら、どのような道程が見えてくるでしょうか。そんな道のりを、【70の道標(みちしるべ)】に注目して紡いだ、壮大な物語が『サピエンス前史 脊椎動物から人類に至る5億年の物語』(ブルーバックス)です。