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【愛の◯◯】卒業アルバム強奪お嬢さま - 音楽と本、それからそれから……。
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【愛の◯◯】卒業アルバム強奪お嬢さま - 音楽と本、それからそれから……。
わたしが作った昼ごはんを、ハルくんと食べている。 箸を置き、 料理をひたすら口に運んでいるハルくん... わたしが作った昼ごはんを、ハルくんと食べている。 箸を置き、 料理をひたすら口に運んでいるハルくんを、眺める。 ――日焼け。 よく、焼けていること。 夏だから、しょうがないわよね――。 「…アカ子? 食べないの?」 無言でハルくんに視線を送る。 『気持ち』を込めた、視線を。 視線に込めた『気持ち』――わかってくれたかしら? ――たぶんわかってくれてる。 ちょっとドギマギし始めてるから、彼。 × × × 「ごちそうさま。美味しかったよ」 「なにか、意見は?」 「意見…?」 「わたしの作った料理に対する」 「……そうだなあ」 ハルくんは平らげたお皿をまじまじと見て、 「美味しかったけど、量が多かった」 「……痛いところを突くわね」 「ま、きみの胃袋に、ちょうどいい量だったんだろう」 「なに言うのハルくん」 「きみのほうが大食いだし」 余すところなく食べつくした、わたしのぶんのお皿を、あわてて猛