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【愛の◯◯】商店街の楽しい人々 - 音楽と本、それからそれから……。
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【愛の◯◯】商店街の楽しい人々 - 音楽と本、それからそれから……。
朝の小鳥の声。 むくりと身を起こす。 ベッドの下では侑(ゆう)ちゃんがスヤスヤ眠っている。 侑ちゃん... 朝の小鳥の声。 むくりと身を起こす。 ベッドの下では侑(ゆう)ちゃんがスヤスヤ眠っている。 侑ちゃんは昨夜アルコールに負けてしまい、サークルの同期の男の子の悪口を大声で言い続けたりしてしまっていた。喚く彼女を寝かせるのには少し手こずった。 でも、今は熟睡できている。安心。 ベッドからゆっくり立ち上がる。侑ちゃんを起こさないように忍び足みたいに鏡台へと向かう。 鏡台の前に座る。 「さて」 わたしは独(ひと)りごちて、 「4連休の前日なんだから、頑張らないといけないわね」 と鏡に誓って、自分の黒髪に右人差し指で軽く触れる。 × × × 大学の最高学年というコトもあり、授業に出席するよりもアルバイトをする方が忙しかったりする。 アルバイト中の模型店がある商店街に着いたのは午前9時台だった。 模型店の店主のイバセさんがのろのろとシャッターを開ける。イバセさんは面倒くさそうにシャッターを開けたけれど