「わかっている人」同士のコミュニティだけではもう成立しない。開館から1年の「ANB TOKYO」で山峰潤也が考えること

「わかっている人」同士のコミュニティだけではもう成立しない。開館から1年の「ANB TOKYO」で山峰潤也が考えること公立美術館で長く学芸員として活動しながらも、2020年に職を辞して東京・六本木のアート・コンプレックス「ANB TOKYO」の共同代表を始めたキュレーターの山峰潤也。なぜ美術館を後にし、新たな道を模索したのか。美術館を「外」から変えようとする山峰の思考を語ってもらった。 聞き手・文＝安原真広（ウェブ版「美術手帖」編集部） ANB TOKYO「Encounters in Parallel」（2021）にて、山峰潤也。左＝山本華 《机上》、右＝横手太紀《When the cat's away, the mice will play》、窓ガラスに長田奈緒《Two wipe marks(7F, ANB Tokyo)》 ──山峰さんはこれまで、東京都写真美術館や金沢21世紀美術館、水

[candidus]

“日本ではシュプレヒコールをあげることで社会が変わらない”

[egamiday2009]

“アートの多面的な価値と、文化に投資することの意義を説明していくことの先に、意思のこもった新しい文化資本の基盤がつくられていく”

[wackunnpapa]

“シュプレヒコール”っておそらく「パフォーマンス」の意味で使ってるのでしょうね。「政治家のパフォーマンス」という感じで使われる悪い意味での「パフォーマンス」。