東岡崎駅前、理想の姿は 岡崎でにぎわい創出へ意見交換：ニュース：中日BIZナビ

岡崎市の名鉄東岡崎駅周辺のまちづくりを考えるシンポジウムが2日、同市朝日町の市福祉会館であった。地域住民ら約150人が見守る中、地元の事業者や地域再生の専門家、市職員、名鉄の担当者らが、目指すべきまちの姿を話し合った。 市中心部の公共空間をQの字に結んだ回遊動線「QURUWA（くるわ）」の活性化を目指して、市が2015年から続けているシンポ。今回は、本年度から第2期工事が着工した同駅の周辺エリアにテーマを絞り、駅とまちの一体開発や、にぎわい創出の方向性を考えた。 市職員らは視察した各地の駅の先進事例を紹介。図書館などに市民が集う駅直結の「キーノ和歌山」（和歌山市）や、地域密着型の店舗が駅前に並ぶ東武動物公園駅（埼玉県）などの魅力を語った上で「駅からの人流がまちに届いていない」「店舗は経営に苦労している」などの問題点も挙げた。 来場者も手元の端末を使って「市役所はどうしたいと思っているの？」