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本日も反省なし - 桜井昌司『獄外記』
昨日は、氷見事件国賠裁判最終弁論だった。 氷見国賠裁判を傍聴すると、自分の感覚が狂ったような感覚に... 昨日は、氷見事件国賠裁判最終弁論だった。 氷見国賠裁判を傍聴すると、自分の感覚が狂ったような感覚になる。 警察と検察は「柳原さんは自白をした、裁判でも自白を維持した。そして、自ら望むようにして刑務所へ行った、ゆえに責任はない」と主張する。 真犯人が逮捕された、だから柳原さんは犯人ではない、嘘の自白をした、という事実は、誰が考えても明らかだろうが、であれば、「なぜ嘘の自白をしたか」が問題だろう。 誰が好き好んで、やってもいない犯罪を認めるものか、刑務所へ行くものか。 警察も検察も「柳原さんは、そのような人生を歩んで来て、自ら自白して刑務所へ行った」と言うのだから、その異常さは、何と表現して良いか、言葉が見つからない。 腐りきった組織が社会の正義や安全を守ろうと言うのだから、日本は平和だよなぁ。 判決は、来年3月9日。腐れ組織に鉄槌となる判決を期待したい。