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「戦国合戦〈大敗〉の歴史学」書評 敗者復活もあった〝その後〟分析|好書好日
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「戦国合戦〈大敗〉の歴史学」書評 敗者復活もあった〝その後〟分析|好書好日
戦国合戦〈大敗〉の歴史学 [編]黒嶋敏 たった一度の敗戦で全てを失う。戦国時代の有名な戦いの多くに... 戦国合戦〈大敗〉の歴史学 [編]黒嶋敏 たった一度の敗戦で全てを失う。戦国時代の有名な戦いの多くに、そうした〈大敗〉の印象がつきまとう。 しかし実際には、巷間言われるほど劇的な〈大敗〉ではない場合もあるし、〈大敗〉後に持ち直した戦国大名もいる。〈大敗〉を教訓として勝ち組に転じた者すら存在する。本書は研究者らによる論文集。綿密な史料分析に基づき、戦国時代の著名な〈大敗〉の実像に迫り、また〈大敗〉後の敗者の動向を丁寧に追う。 第1部は《〈大敗〉と大名領国》。金子拓(ひらく)は、長篠敗戦後の武田勝頼の軍制改革に注目している。また勝頼が家老衆の意見を無視して敗れたというイメージは『甲陽軍鑑』に依拠しており、再考の余地があると説く。畑山周平は、日向伊東氏が島津氏に逆転された契機は、「九州の桶狭間」とも呼ばれる元亀3年(1572)の木崎原の戦いではなく、永禄12年(1569)の戸神尾の戦いであると指摘