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『鷗外の恋 舞姫エリスの真実』 六草いちか (講談社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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『鷗外の恋 舞姫エリスの真実』 六草いちか (講談社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
→紀伊國屋書店で購入 昭和8年に森於莵が父親のドイツ人の恋人の存在をおおやけにして以来つづいていた『... →紀伊國屋書店で購入 昭和8年に森於莵が父親のドイツ人の恋人の存在をおおやけにして以来つづいていた『舞姫』のモデル探しに終止符を打った本である。 著者の六草いちか氏はベルリンに20年以上在住するジャーナリストで、リサーチの仕事もしているという。本業の合間に行きつもどりつした探索の過程が書かれているが、まさにプロの仕事で、次々とくりだされる的確な背景情報に圧倒される。的確な背景情報を一つ書くにはその十倍、いやそれ以上の知識が必要になることを考えると気が遠くなってくる。リサーチのプロが本気になるとここまで調べることができるのである。 六草氏がつきとめたエリスはフルネームをエリーゼ・マリー・カロリーネ・ヴィーゲルトといい、1866年9月15日にシュチェチン(現在はポーランド領)で生まれた。2歳下のアンナという妹がいる。1898年から1904年まで帽子製作者としてベルリン東地区に在住したことが確認