シートン動物記を読む前に、オススメ本！ | 読書から始める国語塾

本の処方箋。今回は、 シートン動物記を読む前にオススメする本！ のご紹介です。 ◆目次◆ 1.シートン動物記がハードルが高い理由 2.動物好きな子には、まず「えほん・椋鳩十」から！ 3.「動物の習性にことよせて、生きることの美しさ、意義を書こうと思った」椋鳩十氏のメッセージ 4.興味を持ったらシリーズ本へ！ 5.まとめ 1.シートン動物記がハードルが高い理由 アメリカの博物学者アーネスト・トンプソン・シートン氏が書かれた「シートン動物記」。私が子どもの頃は、周りの皆も良く読んでいた動物に関するノンフィクションの名作ですが、最近の子はあまり読みません。 読まない理由として、まず本の表紙が固い印象を受けるためではないか、と思われます。 最近の子ども向けの本は、表紙のイラストが漫画風なものが多く、あの青い鳥文庫ですら、「なぜこの本がこの表紙に？！」と感じるものがあります。 「小公女セーラ」もこの