エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
『「歴史の終わり」の後で』フランシス・フクヤマ著、マチルデ・ファスティング編、山田文訳 評者:河野有理【新刊この一冊】|文化|中央公論.jp
「歴史の終わりの終わり」。ロシアのウクライナ侵略を受けてこのような感慨を覚えた向きも多いのではな... 「歴史の終わりの終わり」。ロシアのウクライナ侵略を受けてこのような感慨を覚えた向きも多いのではないか。かくいう評者もその一人である。たとえば、冷戦以降の「民主化」の象徴ともいうべきマクドナルドのロシア撤退。それは冷戦終了時には確かに世界中で共有されていたはずの「ハッピーエンド」感が最終的に消失したことを、何よりも雄弁に物語っているように思われる。 こうした感慨が全くの間違いということはないであろう。だが、その際、「歴史の終わり」という言葉を使うのは少し慎重になる必要がある。フランシス・フクヤマのロングインタビューで構成される『「歴史の終わり」の後で』を読むとそのことに気づく。そう、「歴史の終わり」とはフランシス・フクヤマが1989年にほぼ同名の論文を発表して以来広く人口にしたフレーズである。だが、「歴史の終わり」とは、当時も今も広く誤解されているように、単に自由民主主義の政治体制が共産主義
2022/07/26 リンク