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日銀と円の破綻 - 円の信認の内実、出口戦略が設計できない日本 | 世に倦む日日
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日銀と円の破綻 - 円の信認の内実、出口戦略が設計できない日本 | 世に倦む日日
7月4日放送の報道1930(TBS)で金融経済の問題がテーマとなり、日本の金利引き上げというクリ... 7月4日放送の報道1930(TBS)で金融経済の問題がテーマとなり、日本の金利引き上げというクリティカルなイシューが焦点となって議論がされた。今のわれわれにとって最も重要な問題であり、世界中が強い関心を持って注目している問題である。この番組を褒める機会は滅多にないが、久しぶりに中身のある報道内容だったと評価してよい。全体の構成と進行もよく、準備した資料もポイントを押さえていた。が、何より番組を成功させたキーの要素は、出演した藤巻健史のショッキングな解説と警醒の弁だっただろう。 録画が上がっているので、見逃した方はぜひご覧いただきたい。解説者は3人で、あとの早川英男と加谷珪一は口を濁す発言しかしなかったが、藤巻健史はストレートに本質を射抜く見解を発した。①日本も金利引き上げに必ず追い込まれること、②日銀保有の国債と株式の価格が下がって市場から債務超過と看做されること、③円の信認が失われて外国