オブジェクト指向のプログラムに込める「意図」 - 都元ダイスケ IT-PRESS

その昔、プログラムを覚えたての頃、プログラムってのは単に「処理」を記述するものだと考えていた。処理を1ステップごとに記述し、場合によってはサブルーチンに切り出し、再利用する。 今振り返ると、オブジェクト指向を覚え始めてしばらくして、その意識は変わっていた。当然「処理」を落とし込まなければプログラムは動かない。だから「処理」はプログラムに込める。ただ、オブジェクト指向言語を使うと、これに加えて「意図」を落とし込むことができる。 オブジェクト指向を学び始めた当初、Javaのインターフェイスの存在意義がわからなかった。プログラムは「処理」を記述するものだという視点で見ると、インターフェイスには「処理」を書くことができない。インターフェイスだけでは何も起こらないからだった。 さらに、IDEを使ってコードを追っていると、途中でインターフェイスのソースを開くことになり、「なんだよ、中で何やってっかわか

[kiyo_hiko]

Javadocで意図を残す…「「意図の落とし込み」が有効に作用するためには「ドキュメンテーションコメント(Javadoc)がきっちり書かれている」場合に限る。このインターフェイスの「責務」を明示する必要がある。」

[katzchang]

自分の理想的にはテストコードに込めたいところ。そこまではできてないけど。

[diary193]

インターフェイスの存在意義／責任の切り分けってのはJavaで学んで他の言語使うときにも（諸々の設計時でも）意識するようになった

[NetPenguin]

assert文も忘れないで><

[ionis]

初めてJavaを触れた時、インターフェイスで確かにそんな事を思った事を思い出した。なるほどね。

[yojik]

真のOO厨はそこで、負の値をとらない「自然数」クラス(orインタフェース)も必要じゃないかという方向に暴走していくのだ！！

[fuktommy]

これたぶん悪い例じゃないか。"引数に負の数を与えた場合" というのはインタフェース上では自然言語でしか記述されていない。負の値を処理できるAdderを作れてしまう。

[H_Yamaguchi]

「Javadocがないだけで、結合度を高めてしまうことになる。気をつけよう。」

[fukken]

最近はプログラム自体も「処理」ではなく「定義」を書くものだと思いつつある

[Nagise]

用語としては「契約に基づくプログラミング」がこの話題を言い当てているかな

[voidy21]

意図をコメントに残すことの重要性