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岡村氏を悪く言ってはいけません。 人間は、自分がその立場に追い込まれて初めて、遺族の辛さを理解する... 岡村氏を悪く言ってはいけません。 人間は、自分がその立場に追い込まれて初めて、遺族の辛さを理解するものなんです。 以下引用。 元日弁連副会長の岡村勲弁護士(七一)の自宅で、夫人の真苗さん=当時(六三)=が訪れた男に殺された。 犯人(六六)は山一証券との株取引で損をし、そのうらみから同証券での交渉相手だった岡村弁護士宅を訪ね、応対に出た夫人を用意したナイフで刺し殺した。 岡村弁護士は犯罪の被害者になって初めて「司法と被害者の距離を実感した」という。 男が捕まって裁判にかけられても、その言い逃れに被害者の岡村弁護士は一言も反論できず、「じっと唇をかんで」黙っているだけだった。「なぜ、ここまで被害者が捨て置かれるのか」 やっと法廷で証言する機会を得た岡村氏は「(犯人を)極刑にしていただきたい」と訴えた。被害者としては当然の思いだった。 そして昨年夏、東京地裁で判決が下された。「主文、被告人を無期
2009/03/04 リンク