「学問のすすめ」は打倒・格差社会のための啓蒙の書だった【漫画・諭吉物語3】

超訳！学問のすすめ 日本最大の思想家とも評される福沢諭吉。多数の著作で日本人を啓蒙し、日本という国家を近代化に導きました。そして、その教えはいつの時代にも色あせることはありません。いや、むしろ現代に働く人にこそ役立つアドバイスばかりなのです。さあ、早速、学問のすすめ！ バックナンバー一覧 特集「超訳！学問のすすめ」（全5回）の第1～3回は、漫画で偉人・福沢諭吉の生い立ちをお届けする「福沢諭吉物語」。その最終回は、明治維新から1901年に生涯を終えるところまでを紹介。諭吉は、この間に本特集のタイトルでもある『学問のすすめ』を書き上げますが、彼が筆を執った理由は、現代でいう「格差社会」を打倒するためでした。