エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
第8回 発問2:「解釈」というか「推論」 | 明解PISA大事典(北川 達夫) | 三省堂 ことばのコラム
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
第8回 発問2:「解釈」というか「推論」 | 明解PISA大事典(北川 達夫) | 三省堂 ことばのコラム
今回は「解釈」である。 「解釈」といっても、英文や古文の解釈のように「意味や内容を明らかにして解き... 今回は「解釈」である。 「解釈」といっても、英文や古文の解釈のように「意味や内容を明らかにして解きほぐすこと」ではない。欧米型の読解教育で「解釈」といえば「推論」を意味するのである。 実は「情報の取り出し」と「解釈」とは表裏の関係にある。 前回の事例を復習しよう。「隣国の独裁者が重病らしい」という風説について、それを裏づけるような事実――たとえば「最近、独裁者は公的な場に姿を現していない」「某国の医師団が招聘された」などの情報を集める活動がPISAの「情報の取り出し」であった。 これに対して、PISAの「解釈」とは、「最近、独裁者は公的な場に姿を現していない」「某国の医師団が招聘された」などの情報を手がかりにして、独裁者がどのような状態にあるのかを推理する活動なのである。 PISAの読解力の発問風にいえば、 ◆情報の取り出し 「この課題文を読んだ人が『独裁者は重病らしいね』と言いました。こ