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黄金頭さんへ / ものわかりとは何か - illegal function call in 1980s
黄金頭さんが「自分がもっとものわかりの人間だったら」という趣旨のことを呟いていらした。このことに... 黄金頭さんが「自分がもっとものわかりの人間だったら」という趣旨のことを呟いていらした。このことについて少々。 ものわかり=もの+わかり。「わかり」は古語「わ(分。別)く」に由来する自動詞。「わく」の有名な例としては紫式部(百人一首57)「めぐりあひて見しやそれともわかぬ間に雲隠れにし夜半の月かな」。せっかく久しぶりにお会いしたのに、お会いしたのがあなたであったのかどうかわからないままに。文法的な話を続けるなら「わく」は自動詞で自ずからAとBが区別される、「ものわかり」の「わかり」も自動詞で、終止形は「わかる」(自動詞)。「わける」(他動詞=主体の能動的作用)ではない。 以上から、「ものわかり」とは、《複数のものA, B, C,...それぞれが自然と「分かつ」》作用が、認識者に働くこと。あるいは認識者においては、そのような(受け身の=自然体の)認識能力のこと。 現代は「こと」(理。ことはり)
2022/09/26 リンク