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女性を描くのが上手い作家は誰? 内面は漱石、体は… | AERA dot. (アエラドット)
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女性を描くのが上手い作家は誰? 内面は漱石、体は… | AERA dot. (アエラドット)
文学研究者 石原千秋(いしはら・ちあき) 1955年、東京都生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院... 文学研究者 石原千秋(いしはら・ちあき) 1955年、東京都生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専攻は日本近代文学。著書に『反転する漱石』(青土社)など(撮影/矢内裕子) 2016年には、没後百年となる夏目漱石。今も作品は読み継がれ、新しい読者を獲得している。その魅力を文学研究者の石原千秋氏に聞いた。 * * * 浪人時代、受験勉強もせずに新潮文庫を端から読んでいて、秋も深まった頃に『彼岸過迄』を読みました。ちょうどその年の夏前にひどい失恋をして、「女の人ってわからない」と思っていたところで、作中、主人公のいとこの千代子が「自分と結婚するつもりもないのに、なぜ嫉妬するのか」と言うくだりを読んで「こういう言い方をするなんて、やっぱり女性って怖い」と思いました。 漱石は女性が怖かったんじゃないでしょうか。『三四郎』の美禰子も男から見ると本心がよくわからなくて、男を翻弄する存在ですね。