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第1話「魔法少女きゆら」 Bパート(シーン3) - 魔王14歳の幸福な電波
シーン2の続き。ラスト。 翌早朝。 「うー」 自席に突っ伏したたまま、私は自分の頭にチョップをかまし... シーン2の続き。ラスト。 翌早朝。 「うー」 自席に突っ伏したたまま、私は自分の頭にチョップをかました。一発では物足りないので、右、左、右、左と連続チョップを繰り返す。 「ちょ、ちょっと……どうしたのうさ子ちゃん」 「どうも気分が優れません」 「遠足が楽しみで寝付けんかったか。その年で元気やね」 うぱ子とぜり子は、どうどうと言いながら私を撫でたりつついたりする。やめいやめいとあしらいつつも、私はさっきから釈然としない。ここ数日、なにかとても大事なことを考えていたはずなのだがと。*1 「あ、諸星さんおはよう」 最初にうぱ子が彼女に気づく。次にぜり子が片手を上げる。 「よす、おはよす」 私はなぜか戸惑いを覚え……でもやっぱり顔を上げる。諸星さんが、そこにいる。 「おはよう」 挨拶を返す諸星さん。そうだ。こっちから話しかければ、諸星さんだって返事くらい返すんだよなあ……と、私はしゃっきりしない頭
2009/04/13 リンク