モーショングラフィックス文化とTVアニメのクレジットシーケンス｜ARTICLES｜The Graphic Design Review

2000年代以降、日本のTVアニメにおけるクレジットアニメーションは単なる世界観のプレゼンテーションに留まらない映像表現を見せている。その背景には映像制作のデジタル化はもちろん、動画プラットフォームのコミュニティから輩出されたモーショングラファーがグラフィックとセルアニメを高度に統合したクレジットアニメーションを制作するようになった状況がある。本稿ではこれらのTVアニメのクレジットアニメーションがどのような歴史文脈の上にあるのか考察してみたい。 バナー画像：Oskar Fischinger, An Optical Poem, 1938 ◎モーショングラフィックスとは そもそも「モーショングラフィックス」という言葉を最初に用い始めたのは、CGアニメーションの父と呼ばれるジョン・ホイットニーだ。ホイットニーは第二次世界大戦後、爆撃や対空砲火の照準装置のメカニズムを応用したアニメーション装置によ

[quick_past]

マン・レイ、ハンス・リヒター、トリスタン・ツァラ、ピカビア、エリック・サティが参加した、ダダイズム映画作品->https://bit.ly/3UxhVAw　https://bit.ly/3JBvDMD　https://bit.ly/3JAOgAf同時期ゆえか実験的抽象動画になってる

[yarumato]

“物理的な光学処理ではなくAfterEffectsによるデジタル合成処理を活かした表現が普及してくる。その好例が『ヤマノススメ』セカンドシーズン（2014）のOP”

[heavenward]

良い歴史アーカイブ。細金さんの表現はかなりインパクトファクターだった