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パンデミックの複雑な見取り図『感染源 防御不能のパンデミックを追う』 - HONZ
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パンデミックの複雑な見取り図『感染源 防御不能のパンデミックを追う』 - HONZ
『マラリア全史』など感染症をテーマとしたノンフィクションを多数著している科学ジャーナリストの最新... 『マラリア全史』など感染症をテーマとしたノンフィクションを多数著している科学ジャーナリストの最新作である。内容は疫学、認知科学、進化生物学、政治史など多岐にわたり、分野横断的だ。「移動」、「過密」、「非難」、「治療」など10の切り口から、パンデミックについて幅広く語られる。 「移動」の章では1825年のエリー運河開通をきっかけにアメリカでコレラが広がった例や、中国南部のウェットマーケット(野外市場)から始まり航空網を通してSARSが世界32ヵ国に広がった例などが取り上げられる。 著者はさらにもう一歩踏み込み、空の旅が一般的になり「弱っているため他の手段では移動できなかったような感染者」が移動できるようになった点も指摘する。従来は伝染性病原体の地球規模の蔓延にほとんど関わりのなかった外科手術患者が、世界を旅できるようになったことでその一端を担う可能性を持つようになったのだという。 ここで掘り