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『諏訪式。』日本有数のクリエイティブな土地の秘密 - HONZ
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『諏訪式。』日本有数のクリエイティブな土地の秘密 - HONZ
私たちの足下には歴史が埋まっている。 そのことを教えてくれたのが、小倉美惠子氏の傑作ノンフィクショ... 私たちの足下には歴史が埋まっている。 そのことを教えてくれたのが、小倉美惠子氏の傑作ノンフィクション『オオカミの護符』だった。 川崎市で古くから農業を営んできた小倉家の土蔵には、鋭い牙を持つ黒い獣が描かれた護符が貼られていた。祖父母が親しみを込めて「オイヌさま」と呼んでいた護符の謎を追ううちに、かつて農民たちの間で広く信仰されていた山岳信仰の世界が見えてくる。そんな知的興奮に溢れた一冊だった。この本の印象があまりに鮮烈だったので、新刊『諏訪式。』も迷わず手に取った。 長野県の諏訪は、諏訪湖を中心に八ヶ岳や霧ヶ峰も含んだ広大な地域だ。 中央構造線とフォッサマグナが交わるところであり、縄文の時代から人々が暮らし、諏訪信仰がいまも息づく地でもある。 驚くことに、この諏訪地域には、2000社を超える「ものづくり企業」が集まっているという。「東洋のスイス」と呼ばれるように、その多くは精密機械の会社だ