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「年を経た鰐の話」レオポール・ショヴォ - めちゃくちゃブックス
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「年を経た鰐の話」レオポール・ショヴォ - めちゃくちゃブックス
昭和14年に山本夏彦が翻訳した童話集である。 「年を歴た鰐の話」「のこぎり鮫とトンカチざめ」「なめく... 昭和14年に山本夏彦が翻訳した童話集である。 「年を歴た鰐の話」「のこぎり鮫とトンカチざめ」「なめくぢ犬と天文学者」の三作を収録。 年を歴た鰐の話 作者: レオポール・ショヴォ,山本夏彦 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2003/09/12 メディア: 単行本 クリック: 18回 この商品を含むブログ (18件) を見る 何と言っても表題作がダントツの出来で、これは凄い。「ナンセンスな童話で、わけがわからない」と言ってしまえばそれまで だが、あらゆる名作がそうであるように、多様な解釈を受け入れてかつ、 そのどれもが正解にはなり得ない。 訳者の前書きでも解説者の後書きでも、 「意味を求めてもただ自分の姿がそこに顕になるだけで、蟹は自分の姿に合った穴を掘るだけだ」 と念を押している。 しかしあらゆる名作と同様に、何かを言いたくてたまらなくなることも事実で、この童話の前で沈黙はできない。