現代ではありえない、数々の破滅的な冒険を繰り返した海賊たちの冒険録──『海賊たちは黄金を目指す: 日誌から見る海賊たちのリアルな生活、航海、そして戦闘』 - 基本読書

海賊たちは黄金を目指す 日誌から見る海賊たちのリアルな生活、航海、そして戦闘 作者:キース・トムスン東京創元社Amazonこの『海賊たちは黄金を目指す』は、1600年代の後半、スペインの海や街を荒らしまわり、破滅的な戦闘を幾度も乗り越えてきた伝説的な海賊たちの日誌をもとに、その冒険を描き出した一冊である。「海賊ノンフィクションに外れなし」と僕が勝手に思うぐらいには海賊について書かれたノンフィクションはおもしろいものが多い。 本書もその例に漏れないどころか、数多ある海賊ノンフィクションの中でも群を抜くおもしろさだ。原題「BORN TO BE HANGED」（絞首刑になるために生まれてきた）が示すように、自分の命を投げ売ってでも大金を手に入れ、敵を殺すぞ！ という破滅的な気性。船や街を襲って大量の金を手に入れても、船内の賭博で金をすべてスってしまい、マイナス分を取り戻そうとしてまた別の街を襲い

[nona_aik]

「イングランド人で、スペインの港湾都市を襲う目的で1969年に団結した一団」マジか、ブリカス近代になっても最悪だな

[shaw]

「ダンピアのおいしい冒険」最終巻が出たあとに読もうと思ってたけど、先に読んじゃうかな。

[remixed]

レビューを読んだだけでもわくわくする

[richard_raw]

私掠船か。

[quick_past]

リングローズもダンピアも、トマトスープさんが取り上げてたな・・・”バッカニアの一人だったウィリアム・ダンピアの冒険を漫画で描いている『ダンピアのおいしい冒険』もおもしろいのでこっちも良いよ。”

[yunotanoro]

暴走族の様な暮らしぶり。太く短く生きるってこういう事。

[kazumi_wakatsu]

“後に作家・博物学者として有名になるウィリアム・ダンピアも乗り合わせていた”

[yamuchagold]

私掠船免状（免許）出してたはずで国家公認の海賊行為だよね。

[RiceontheBackofaFork]

海賊まんがってジャンルがあるんかなあと、ウォッチメン見て思ったが

[mirai28724]

引用してる箇所だけでも翻訳の質の良さがわかる。積読。

[kagehiens]

ダンピアのおいしい冒険、めっちゃハードな展開なのに絵がホワンとしててギャップ凄いよね。

[kamezo]

〈原題「BORN TO BE HANGED」（絞首刑になるために生まれてきた）〉すげ／中央アメリカあたりに独立国みたいなのを作ってたり（いわゆるカリブの海賊か？）、海賊の歴史はおもしろそうよね。ちゃんと調べたことないけど。

[ka-ka_xyz]

人数変動あるけど（たしか）最大200人ぐらいの集団のうち、現代まで手記・日記・その他が残ってる人が7人も居るというの、当時の"海賊"概念が今とだいぶ違うのだよな。🇪🇸だとあまり見ないので🇬🇧の底力という感じ。

[melon_man80]

タンパベイ・バッカニアーズのチーム名の由来が海賊というのは知っていたが具体的にどういう海賊だったのかは知らなかったのでありがたい

[mazmot]

イングランド人だったわけか。イギリスの革命の時代はいろいろな副産物を生んでるんやなあ。

[red_kawa5373]

アメリカ南部の白人による黒人奴隷の扱いを見ていると、この程度の海賊の行為は、むしろ人道的で人間的にしか感じられないんだよな。