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ICRP111から過去に学ぶ、あらためてチェルノブイリのこと
この冊子の本論は副題のとおり“事故収束時の考え方の基本”であり、個人的には超お勧めです。 なお、発行... この冊子の本論は副題のとおり“事故収束時の考え方の基本”であり、個人的には超お勧めです。 なお、発行の経緯や趣旨は、「編集メモ」(4~7ページ)に記載されています。 208ページ構成ですが、本論の部分は冒頭の図表の数ページに凝縮されているのでそこだけでも勉強になりました。 その中から、一つだけ図を引用します。 (説明の一部を引用) まずは、計画被曝状況。これは、原子炉作業員や、放射線を扱う医者や技師など、線源が制御されている状況です。 これに対して、核事故での場合を緊急時被曝状況(ICRP109が扱う)と現存被曝状況と呼んでいますが、(後略) ただし、そもそも、原子炉で働いたり放射線を扱う医者や技師でない一般の人は、計画被曝状況とは無関係です。(患者として放射線を浴びる医療被曝は、必要に応じて行うことになっていて、計画被曝状況とは関係がありません。) さらに、空間線量が年間20mSv以上の
2012/04/03 リンク